車両を購入した時に付いている、付属の純正ジャッキでの交換手順をまとめてみました。車両は、僕の所有しているミライースで行います。
今回は 社外ホイールのサマーセットから、純正ホイールのスタッドレスセットへの交換で見ていきます。軽自動車のホイールは、普通車と比べて径が小さいので、軽くて比較的交換しやすいです。
タイヤ交換は慣れれば簡単なので、初心者の方は参考にして下さい。ですが、得意 不得意があるので、自分でできないと思ったら ショップでの交換が無難です。
| タイヤ交換の準備
まず タイヤ交換に必要な物の準備ですが、今回は車両に付いているジャッキを使います。なので、付属のジャッキ、ジャッキを上げるための工具、トルクレンチ、軍手が必要です。
ジャッキはハッチバックを開けて、内張りをめくったらプラスチックの工具入れに収納されています。
収納されているジャッキの手前と下側に、工具があります。この工具は、ホイールナットを回すのと ジャッキを上げる時に使用しますが、今回はトルクレンチを使用するので、ジャッキを上げる時だけ使用します。
トルクレンチですが、僕はエマーソンのトルクレンチを愛用しています。もう何年も使用していて、5000円もしなかったと思いますが 大活躍してくれています。
タイヤ交換には やっぱりトルクレンチは必須です。人というのは どうしても心配性なので、トルクレンチがないと締めすぎてしまいます。僕は現在40代前半ですが、20代の頃はトルクレンチなしで締めすぎてしまっていました。
数年に1回しか使用しないなら、付属の工具でいいと思いますが、年に1回くらい使用機会があるなら、トルクレンチを購入しても損はしないでしょう。
最近の車は スペアタイヤの代わりに、パンク修理キットを積載しています。ジャッキが入っている所の1番手前に、パンク修理キットが収納されています。
|ジャッキをかける位置
上の画像が実際にジャッキアップした所です。
上記の画像は 実際にジャッジをかけた時と、取説の図です。この位置に付属のジャッキをセットしてタイヤ交換を行います。
市販のジャッキのセット位置は、上記の画像の通りです。市販のジャッキの場合は、ジャッキアップ不可の位置に注意が必要です。
付属のジャッキは 1個ずつセットして交換するので面倒ですが、慣れれば そんなに時間はかかりません。外出先でパンクした時のためにも覚えておいた方がいいかもしれません。
代車のタントを借りていた時にパンクしたんで レッカーを呼ぼうとしたところ、電話で「スペアタイヤはないか確認して下さい」とか 「パンク修理キットはありますか」とか色々聞かれました。
電話したのが 東京海上日動だったんですが、電話対応で済まそうとされました。JAFだったら すぐに来てくれるかもしれませんが、年間数千円の料金がいるので、JAFに加入していない方は 自分でできた方が便利です。
| ホイールの脱着方法
外す時
ホイールナットを外す順番ですが、4穴の場合は上、下、下、上の順番で外します。まずジャッキアップして、タイヤが接地している状態を維持して、ナットをある程度緩めます。完全にジャッキアップした時に、緩めることが出来る所まで緩めます。 それから完全にジャッキアップして、ナットを外します。あとはホイールを引っ張って外すだけです。
付属のジャッキの場合は 1個ずつの交換になるので、1個外したら付けます。これを4回繰り返して全部交換します。
付ける時
付ける時のホイールナットの取り付け順ですが、これも外した時と同じで 上、下、下、上の順に取り付けます。完全にジャッキアップした状態で、無理なく締めれる所まで締めます。そして ジャッキをタイヤが接地するまで下ろしてから、トルクレンチで既定のトルクまで締めます。その後に完全に下ろして終了です。
これを4回繰り返して全部交換して、タイヤの空気圧も調整して完了です。純正の鉄チンホイールの場合は、ホイールカバーがあるので、ホイールカバーを付けて完成です。
規定トルクなんですが 一般的に軽自動車では、7~9kgf・mと言われています。普通車では、9~11kgf・mと言われています。
| ダイハツ純正ナットの向き
今回、社外品のサマーセットから純正のスタッドレスセットに交換したんですが、ダイハツ純正のホイールナットの向きはこうなります。
テーパー状の方をボルト側に向けて取り付けます。間違えて反対に付けてしまわないように注意してください。
| まとめ
今回、ミライースで付属のジャッキでのタイヤ交換を行いましたが、自分でチャレンジしようと思う方はチャレンジしてみてください。人によって得意、不得意があるので、苦手な方は無理をしない事が大切です。タイヤ交換工賃は そんなに高くないので、苦手な方はお店でするようにして下さいね。
トルクレンチは ナットの締めすぎを防ぐために絶対必要なので、必ず用意して下さい。そんなに高くないのでお小遣いの範囲で全然購入可能です。僕の愛用のトルクレンチは、5000円もしないくらいで購入したんですが、何年も使えています。
あとは、ジャッキの取り扱い方を間違ってケガをしないように注意して、危険だと思ったらすぐに避難する事が重要です。
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☆ ブリッツのエアフィルターと純正とを比べた記事は、下記をクリックで見れます!