ミライースのオイル交換手順 / DIYでやってみよう

オイル交換準備

車に乗っている人の必須事項だというくらいオイル交換は大事ですが、そのオイル交換のやり方を 僕が乗っているミライースで解説していきます。

ミライースの場合だとアンダーガードが付いてないので やりやすいですね。

取説でシビアコンディションでの交換が 5000キロでオイルフィルターも同時交換になっているんですけど、だいたいの人がシビアコンディションに該当すると思うんで それでいいと思います。

軽自動車のNAエンジンでは 常用回転域が高く エンジンオイル量も普通車に比べ少ないんで、普通車よりも早い交換時期になってしまうんですが 仕方のないところですね。

それでは オイル交換手順を順番に見ていきましょう!

| 準備するもの

オイル交換前に準備するものは 消耗品では、エンジンオイル、オイルフィルター、ドレンパッキン、オイルポイパック、軍手などが必要になります。

その反対に 1度買えば長く使える 備品は、工具(メガネレンチ、ラチェットレンチ、フィルターレンチ)、オイルジョッキ、オイル受けなどが最低限必要になります。

メガネレンチかラチェットレンチかは、どちらでもいいと思います。

メガネレンチは短いものだと 回す力が弱くなるので、ドレンボルトがなめやすくなるので その場合はラチェットレンチがいいと思います。

ドレンボルトが絶対になめないように注意してください!

フィルターレンチはオイルフィルターを外すための物です。

抜いたオイルを処理するために オイルポイパックが必要になります。

ドレンパッキンは オイル交換毎に交換が推奨されているので必須です。

僕は 純正のドレンパッキンを使っていますが、丈夫なので再利用していて 今のところは問題はありませんが、再利用は自己責任でお願いします。

あと僕の場合は、汚れるのが嫌なんで 下に新聞紙を敷いています。

ドレンボルト位置



| エンジンオイルを抜く

エンジンオイルを新しくするために まずはオイルを抜きます。

ドレンボルトを外して抜くんですが、この時に使うのがメガネレンチです。

ある程度 長くないと力が入らないんで、短いレンチは止めた方がいいです。

短いレンチで無理やりすると、ドレンボルトがなめる場合があるんで注意が必要です。

ラチェットレンチでも問題ありません。

力を加えやすい工具を選択することが重要です。

ミライースには 14のレンチが適合します。

普通車だったら 17が多いと思います。

ドレンボルトを抜くとオイルが出てくるので、オイル受けを用意しておきます。

ある程度抜けたら、オイルキャップとオイルレベルゲージを外して 抜けをよくしてあげます。

最初から外していたら勢いよく出すぎるので ある程度抜けてからの方がいいです。

ドレンボルトを外したところ




| ドレンボルトを付ける

だいたい抜け終わったら ドレンボルトを付けます。

ドレンボルトを付ける際は、ドレンパッキンを必ず装着しておきます。

ドレンパッキンを付けないで締めると、オイル漏れを起こしたりすので絶対に忘れないようにします。

なぜオイル漏れが起きるかというと、規定トルクで締め付けると ドレンパッキンは適度に押しつぶされ、締め付けた状態で ボルトとオイルパンの隙間を埋める役割をしているからです。

ドレンパッキン装着

規定トルクは感覚で締め付けている人が多いと思います。

僕も締め付けは感覚で行っていて 1度も失敗したことがありませんが、だいたい4キロくらいでいいと思います。

人それぞれ得意 不得意があるんで、苦手で自信がない方はショップに任せた方がいいでしょう!

ドレンパッキンは都度交換が基本ですが、再利用する際は自己責任でお願いします。

僕はダイハツ純正のドレンボルトを使っていますが、品質がよくて再利用できそうだったので 再利用しています。

あくまで僕の場合はですので、自己責任で判断してください!


| オイルフィルター交換

オイル交換だけの場合は不要ですが、オイルフィルターも消耗品なので 交換時期が来たら交換します。

僕の場合はシビアコンディションで両方同時交換しています。

ラチェットレンチにオイルフィルターレンチを付け、オイルフィルターを回して外します。

回していくと フィルターからオイルが漏れてくるんで、オイル受けを下にセットしておきます。

オイルフィルターを外したら オイルが出なくなるまで放置します。

この辺はエンジンオイルを抜いた時と同じで、ある程度出きったらウエスで拭いて 新しいオイルフィルターを付けます。

オイルフィルターを付ける際は、ゴムパッキンのところにオイルを塗っておきます。

この時に塗るオイルは 新油でも抜いた古いオイルでも構いません。

なぜ オイルを塗るのかというと、ゴムがよじれたり ちぎれたりして、そこからオイルが漏れるのを防ぐためにオイルを塗ってあげます。

オイル塗布

オイルフィルターを付ける際の注意点は、ゴムパッキンが接地してから四分の三回転します。

これはオイルフィルターの箱などに記載してあるのでチェックしてください。

取り外したオイルフィルターには オイルがたまっているので、ゴミに出す際は抜いてくださいね。

僕の場合は オイルポイパックをそれ用に買っていて、外したフィルター逆さにして 放置して抜いています。


| エンジンオイルを入れる

次にエンジンオイルを規定量入れていきます。

今回の交換車両のミライースの場合は、取説によるとオイル粘土は0W-20か5W-30で、オイルフィルター交換時は2.9L、オイルだけの交換時で2.7Lになります。

この規定量をオイルジョッキで入れていきます。

この時に じょうごを使うとこぼれるのを防止できて便利です。

オイル注入

僕の場合は じょうごの代わりに、ペットボトルを切ったのを代用しています。

エンジンオイルは純正か 純正と同等品、もしくは純正よりもワンランク上のオイルが安心ですね。

あまりにも高くて 性能のいいオイルはサーキットならともかく、街乗りでは必要ないので適度なのを選びましょう!

僕は通勤が遠くて 帰りは高速を使っているので、純正よりワンランク上のカストロールエッジを使っています。



| オイル量の確認

オイル交換作業が完了したらオイル量の確認をします。

アイドリングをしてから数分後、オイルがオイルパンに戻ってからチェックします。

オイルレベルゲージのハイとローの間にあればOKです。

あとは ドレンボルトからオイル漏れがないかどうかをチェックして、漏れ等がなければ作業終了になります。

オイル量の確認




| まとめ

オイル交換は比較的簡単で、初心者の方でも失敗はすくないですが 人それぞれに得意 不得意があるので、苦手な方で自信のない方はショップに任した方がいいでしょう。

ショップでの交換は、やっぱりそのメーカーの車を知りつくしたディーラーがおすすめです。

自分でする場合は、純正オイルや純正同等かワンランク上のオイルをネットで安く購入できるため、ショップでするよりもかなり安く抑えることができます。

それに自分で抜いたオイルの状態もチェックできるので、車のコンディションもしっかりと把握することができます。

エンジンオイル交換は、車にとって非常に重要なことなんで きちんと管理していきましょう!

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