ワックスとコーティング剤 / 雨の日はどう違うのか?

ワックスとコーティング剤はどう違うのか?

ワックスとコーティング剤で雨の日はどう違うのかを、ミライースのボンネットで半分ずつ施行をして試してみました。

ワックスは撥水性のザイモールのジャポンを、コーティング剤は 親水性のシュアラスターのゼロウォーターを使って実験をしました。

ちょうど梅雨時期だったので、1週間おきくらいで 1ヶ月間の状態を記録してみました。

結論から言うと、撥水性と親水性との違いが はっきりとでた形になりました。

それでは、どういう風に違うのかを見ていきましょう!

| ボンネットに半分ずつ施行

いつもはシュアラスターのゼロウォーターを使っているんですが、今回はボンネットだけ半分に分けて施行していきます。

正面から見て左側に 撥水性のザイモールのワックスを、右側に親水性のゼロウォーターを塗っていきます。

使用するザイモールのジャポンは、ザイモールの中ではスタンダードながら 8000円くらいする高級品です。

シュアラスターのゼロウォーターは、2000~3000円とお手頃ですが スプレー式でなくなるのが早いので、実際のところは価格差ほどのコスパの差はないと思っています。

ワックスとコーティング剤を施行


施行が終わって見てみると、はっきり言って違いが分かりません。

継続して使うと艶に差が出るのかもしれないけど、1回だけの施行じゃ艶の違いはパッと見では分かりませんでした。

ゼロウォーターの品質の高さがうかがえます。

| 4日後の雨の日

実験のためにボンネットの半分ずつに施行してから、4日後に雨が降りました。

まだ4日しか経ってないんで 雨粒の大きさはそんなに変わらなかったけど、わずかにゼロウォーターの方が雨粒が大きかったです。

施行から4日目の雨の日


この時点では、まだそんなには撥水と親水の違いは分からなかったです。

| 施行から1週間

施行から1週間後にまた雨が降ったので撮影しました。

施行から4日目とは少し違って、2回目の雨では雨粒の差がほとんどなく すごく分かりずらかったです。

施行から1週間後の雨の日


画像を見る限りでは ほとんど一緒だけど、わずかにゼロウォーターの方が雨粒が大きいです。

なぜ2回目の雨では1回目の時よりも差がなくなったのかは不明です。

| 施行から2週間

施行から約2週間後の雨で、ようやくはっきりと差が分かるようになりました。

キレイに一定間隔に雨粒が並んでいる撥水性と、汚れが付きにくいように流れていっている親水性との違いがわかります。

施行から2週間後の雨の日


耐久性は 2週間くらいだとまだまだ大丈夫で、しっかりとボディを守ってくれています。

| 施行から3週間

施行から約3週間も経つと、だいぶ違いが出てきます。

ザイモールのワックスは3週間経っても、雨粒が一定間隔で撥水されていて さすが高級ワックスといった感じです。

ゼロウォーターの方は、雨粒がかなりまばらで一定間隔ではなくなりました。

でも汚れが付くのは かなり抑えられているんで、コーティングはまだまだ健在です。

施行から3週間後の雨の日


耐久性は3週間経ってもまだまだ大丈夫な感じでした。

| 施行から1ヶ月

1ヶ月経つと違が明確になりました。

施行から1ヶ月後の雨の日


ザイモールのワックスは、一定間隔の雨粒で撥水していて まだまだ持ちはよさそうです。

ゼロウォーターの方は、大分はじく感じはなくなったものの こちらもまだコーティング剤は残っているようです。

シュアラスターのHPを見ると、ゼロウォーターの耐久性は約2ヶ月と明記されているので、1ヶ月くらいでは全然大丈夫なようです。

洗車後の水弾き

1ヶ月経って洗車をしたときに、カーシャンプー後に見てみましたが、ザイモールのワックスは カーシャンプー後も驚きの撥水でした。

カーシャンプー後のワックスとコーティング剤の残り方


ザイモールのワックスは高級品だけあって、価格に見合う性能を持っているなと思いました。

ゼロウォーターの方は、1ヶ月もするとさすがにコーティング剤の劣化は否めない感じでした。

| まとめ

今回、ワックスとコーティング剤の雨の日の違いについて見てきましたが、ザイモールのワックスは思った以上に高品質だったのが分かりました。

実験に使用したミライースは青空駐車で、常に紫外線にさらされる条件だったのにも関わらず、ザイモールはさすがに高級ワックスなだけありました。

ゼロウォーターは こっちも耐久性はいいんですが、ザイモールよりも劣化の具合が大きいように感じました。

青空駐車だと2ヶ月も持たないんじゃないかと思います。

でも さすがに親水性なだけあって、汚れの付具合はワックスよりも少なくて流れていっている感じでした。

ワックスの方は 撥水していて流れていかないんで、汚れがワックス被膜の上に浮いているだけなんですが、ぱっと見では親水性の方が汚れが浮いていない分、車がキレイにみえますね。

王道ですが 車庫保管できる車で艶重視ならば品質のいいワックスを、車庫保管でも汚れが目立ちにくい方がいい、青空駐車の車などはコーティング剤のほうがいいんじゃないでしょうか!

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